いにしえの宮廷を照らした、伝統ある蜜蝋燭

蜜蝋入（みつろう）蝋燭の「あさみどり」は、長野県の善光寺にも納めさせていただいております蝋燭です。本製品は、お祝い事に進物としてお使いいただけるよう、扇型の化粧箱に納められています。
蜜蝋入蝋燭は燃焼が安定するため、炎の形に丸みを帯びた美しさがあります。油煙が少なく、最後まできれいに燃えるのも、蜜蝋入りならではの特長です。どうぞ蜜蝋のほのかな甘い香りとともに、静寂のひとときをお過ごしください。

「みつろう」とは

蜜蝋の巣は、蜂が分泌する蝋分で作られています。その巣から蝋分を採り出して精製したものが蜜蝋です。

商品詳細

• 入数：8本
• 長さ：75ｍｍ
• 直径：7ｍｍ
• 燃焼時間：48分

天保元年創業も、不易流行のスタイルで新領域にも挑戦

蜜蝋はデリケートなため、全自動の機械製造には適しません。そのため、現在14名の工員が手作業で日に5万本の蝋燭を製造し日本全国へ出荷しています。
近年は蝋燭づくりの技術を他領域へ応用したいという相談も時折舞い込むようになっています。たとえば医療の現場では、蝋で作った医薬用カプセルは不用意なタイミングでの化学反応を防ぎ、求める反応だけを引き起こすことができます。「我々は製造業。我々の技術でできることがあるなら積極的に取り組んでいきたい」と考えています。